敗北から学ぶもの
バトルリーグでの敗戦にはもう慣れてきましたw 3連勝したりすると手に震えが出ますw それくらい勝つことがマレです。
えーと、突然ですが成功事例なんて言うと「おお、真似したい」なんて思う方も多いのかも知れませんが、実際のところ人生において役にたつのは圧倒的に「失敗した経験」だと思ったりしています。
免許の更新でゴールド以外の講習を受講された方ならおわかりかと思いますが、けっこう「交通事故で人生悲惨なほうに転がった方」のドキュメンタリー的なものを見せられたりしませんか?
個人的にはアレってとても効果があるのではと感じています。
あの講習を見たあとしばらくの間は運転に異常に気をつけているという、超個人的経験が根拠だったりするのですが
「わたしゃ、もう50年も何にも違反してないんですよ」
なんていう高齢の方のインタビュー(つまり運転の成功事例)見せられるよりはよっぽど心に刺さる気がしてなりません。
ゲームで負けても泣かないって約束して、楽しむ為の物でしょ? とママに言われた小1男子。
— 親子のポケモンGO (@GO05223428) March 30, 2020
※ 僕とは多少意見違いますw
「約束は出来ないよ」としゃくり上げながら宣言。この先絶対泣かないかなんて、わからないし、泣いた時に嘘つきになっちゃう。
ママ絶句。GBLむずいよねー、強くなりたまえw pic.twitter.com/XGwviq8xZL
まあこのツイートの件で少し記事にさせていただいておりますが、
「悔しい、だから次は負けないような何かをしよう」
で、泣くのは父親としては全然オッケーというか、むしろどんどん失敗しろ、敗北しろって思ったりします。
「悔しい、もういや、誰か助けて」もしくは「悔しい、けどもう一回このままやろう」
これは父親としては、少し残念な気分になります。
「昔はさあ」なんて話をすると、さすがに自分の加齢に眩暈がする気分になりますが、もうちょっと以前であれば
「転んでもいい、立ちあがり方を教えてやる」的な教育が多かった気がします。
今は幼稚園、小学校くらいしか知らないのですが
「転ばないように、ケガしないように」が主題となっているような気がして、そうなると、ガサツな時代を生きてきた世代の僕から言うと、
「いやいや、人生転びっぱなしだよ、起き上がり方を学んでくれよ」
という本音がついつい溢れそうになります。
そういった意味でも、ほぼノーリスクで「たくさん失敗が出来る」このバトルリーグはとても良い教材だったりするのかも知れないなあ、と思ったりしました。
自分が小学校1年生の頃に、こんな思考にたどり着けたか? っていうと、多分無理だったでしょう。でも自分の息子には、それを求めちゃたりしていることに気付けた、これだけでもポケモンGOを息子とプレイしていた意味があったなあ、と思ったりしました。
息子よ、どんどん失敗して、負けて、少し泣いて、どんどん強くなってくれ。
これやっぱり古いんですかねw そんなことを考えました。