親子のポケモンGO

小学校低学年の息子に色々教わりながら、ポケモンGOを楽しむおじさんのブログです。

子供を夢中にさせてきたもの~そしてポケモンへの道のり

今はもう、寝ても覚めてもポケモン。三度の飯よりラプラス。そんな感じで生活を送っている我が家の小2男子ですが、もちろん最初からオーキド博士の狙い通りに育ってきたわけではありません。

 

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一番好きなポケモンは何? と聞いたところラプラス!と即答されました。なんでだろうw

僕も妻も親になるのは初めてだったので、月並みな『子が好みそうなもの』をいくつか与えてみたり、試してみたりしてきました。

 

  • 最初から興味がなさそうだったもの。
  • すぐ飽きてしまったもの。
  • そして、一大ムーブメントとなったもの。

 

こちらについて記録してみたいと思います。子供ってこちらが想像するよりも個性的です。ですので、全く他のお子様の参考にはならないかも知れません

 

 

最初から興味がなさそうだったもの

これはもう明白なんですけど、アンパンマンシリーズ、仮面ライダーシリーズ、戦隊ものシリーズです。

 

アンパンマンは、子供にとって最大公約数みたいなものだと思っていたのですが、息子にとってはそうでもないようでした。

 

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こういうのには憧れなかったのかなw

 

また、残りの2つに関しても「ふーん」といった感じで特に興味を持てなかったようです。妻が「暴力的な傾向」を嫌うので、その影響が強いのかも知れません。

男の子と戦隊モノごっこで遊ぶ夢を見ていた僕としては、少し残念だったりしますが、それは後述するシンカリオンで叶うこととなります。アタタタタ。

 

すぐ飽きてしまったもの

一か月から3か月程度ブームになったけど、結局飽きてしまったものがこちらです。

 

シルバニアファミリー

プリキュア

 

念のため申し上げますが、息子は当然男子です。男性的、女性的という言い方はナンセンスな時代なのですが、これらは女の子に好まれる傾向があるのは間違いありません。ですので、彼の友人は女の子ばかりだった気がします。

 

シルバニアファミリーは、なんと妻が幼少期に使っていたものをひっぱりだしたところ、2か月くらいはそれでばかり遊んでおりました。どうやら、家庭に見立ててのごっこ遊びをしているようでした。

 

驚いたのはプリキュアです。僕もこちらに関しての知識は全く持ってなかったのですが、敵にダメージをあたえてるんだかあたえてないんだか、よくわからない手法で相手をやっつけていました。そういうソフトな雰囲気が好きだったのかなあ。

 

まあ、何を好むかなんて好き好きよね、と見守っていたのですが、どちらもブームは短いものでした。

 

長期ムーブメントとなったもの

これは色んなお子さんがハマったりするんですけど、電車です。

電車移動がメインだったこともあるのでしょうが、もう大人顔負けの知識をぐんぐん吸収していく様子は頼もしくさえありました。

 

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電車好き少年は多そうだ

 

「233系に乗りたいなあ」なんて言われても、こっちは「なんのこっちゃ」ですが、彼は真剣です。リビングの床はプラレールの線路で埋めつくされ、所せましと電車が走りまくっています。

エネループは16本くらいがフル稼働で充電と放電を繰りかえし、ノイローゼになりそうな踏切の音(プラレール用のです)が常に鳴り響いておりました。

 

関東周辺の電車関係スポットは、ほとんど行った気がします。有名博物館から、有名な踏切(地下鉄なのに地上に出すアレとかw)、有名スポットでは「ここに明日までずっといる」と駄々をこね、親を絶望させてくれました。そして、「VVVなんちゃら方式」とか「東北新幹線の最高速は320キロ」のような、日常生活には全く役にたたない知識も覚えさせてくれました。

 

電車から派生としてシンカリオン

ご存じの方、いらっしゃいますかね。テレビ放送はもう終わってしまったんですが「新幹線がロボットになって、鉄道好きの少年がそれに乗って、敵と戦う」という、電車好き少年にとっての幕の内弁当のようなアニメがありました。

 

まあベースはロボットアニメですから、それなりに戦うわけです。

「息子と戦隊ものごっこをして遊ぶ」という僕の夢は無事叶ったわけですが、同時に「あ、もうお腹いっぱいです」という気分を満喫出来ました。

 

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戦闘的外見と言えばエビワラーですかね

 

どんどん体力がついて、腕力も強くなってきた息子の中段蹴りや、正拳突きはなかなかヘビーな衝撃です。特に朝の目覚めが「ドラゴンナックル(要はパンチです)」だったりすると、気分は最悪です。戦闘アニメなんかを好むお子さん、そのお父さんのご苦労ははかり知れませんねw

 

電車好き少年の特性

「パパがスマホで何かやってるぞ」を入口にして、今現在のポケモンライフどっぷりな小2となりましたが、こうやって振り返ってみると、それなりの土壌は既に用意されていたような気がします。

 

■ 凝り性で研究熱心

電車どっぷりだった頃にわかった息子の特性ですが、とにかく凝り性です。

線路の幅だったり、特殊なケースだったりも考慮して説明してくれたり、不思議なのは桁数の多い数字なんて教えたこともなかったのに、すらすらと言えたりしたことです。

東京から鹿児島中央って何キロか知ってる? と突然クイズをだされ、正解を教えてもらったときには「そんな数字教えたことないけどなあ」と驚きました。

 

■ 戦いも好き

これは電車というよりシンカリオンの影響ですが、特徴のある技に応じた戦い方をするのも好きです。

ポケモンの属性に近いのですが、このシンカリオンにも各ロボットごとに特徴があります。秋田新幹線は遠距離型攻撃、東海道新幹線は近接戦闘、とかそういうやつですw

特徴・特技を利用して有利な状態を作る、そして敵に勝利するという戦い方も彼の好みだったのでしょう。

 

■ 収集癖

今はもう、処分したり譲渡したりでほとんど残っていないのですが、プラレールのコレクションはすさまじいものがありました。

 

妻からは「これ以上増やしちゃだめ」との指示がありましたが、親戚関係の方々にも息子の電車好き度合い、については知れ渡っていたため、何かといえばプラレールをいただいて、博物館のようになった時期もあります。

 

そしてポケモン

「凝り性」「戦いも好き」「収集癖」この3つの要素を持った電車好き少年が、ポケモンGOに、ドハマリするのはもはや必然のような気がしませんか? 

最近、まだ残っていたプラレールの線路を処分したのですが、その時にこれに思いつきました。

 

色々な趣味が世の中にはありますし、お子さんごとに好みも違うでしょう。

ただですね、こういった特性があるお子さんにとってはポケモンGOってのはかなり夢中になれる対象になりえます。

僕自身は「何か夢中になれるものがある」これって素晴らしいことだと思っておりますが、なかなかそれだけをやれる人生が難しいのも事実です。

 

少なくとも、彼が将来「自分の好きなものをやり続けられるように」

そんな環境とスキルを手にいれられるように、手伝えることがあればなあと思ったりしました。多分それが親の役割なのかも知れません。