親子のポケモンGO

小学校低学年の息子に色々教わりながら、ポケモンGOを楽しむおじさんのブログです。

成長なのか? 調子に乗ってるのか?

先日妻から聞いたのですが、子供(小2)が寝言を言ったそうです。

「びっくりしたんだけど、すっごい大きい声でね」と妻

 

チルットー! チルットー!』

 

と言っていたそうです。なんでだろう、スーパーリーグ終わったのに…、もしかしたら何か悪夢でも見ていたのかも知れません。

 

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なぜ突然チルットがw

 

文字通り彼は「寝ても覚めてもポケモン」のようです。流石に少し心配になりましたが、やっぱり夢中になれるものがあるのは良いことだ、と思ったりしました。

 

さて、その小2ですが、ポケモンGOももちろんプレイしていますし『ポケットモンスターソード』にも夢中です。

 

そんな彼がある要求をしてきました。

 

任天堂スイッチ運用ルール

以前書かかせていただいたこともあろうかと思いますが、我が家ではこんなルールで運用しています。

 

・公文の宿題(英語・国語・算数)を1日分終えたら1時間プレイ可能

・学校の宿題を1日分終えたら1時間プレイ可能

・何日分やっても良い、1日分終えるとその度に1時間プレイ可能。

 

大体ですね、1日分の宿題(公文&学校)を終えて2時間プレイする、余裕があれば公文の宿題をもう1日分やって更に1時間プレイ。つまり1日最大で、3時間ゲームをしているようです。

 

身体も動かしたい

ここで妻(つまりママ)が少し心配になったようです。

「もちろん自粛期間だから家にいるのは当然なんだけど、体を動かしていなさすぎるのでは!」

 

まあ、それには同意します。確かに在宅勤務がつづく僕も恐ろしくて体重計に乗れなくなってきました。多分言うと怒るので言いませんが、その辺りは妻も同様だと思います。そこで新ルールの登場です。

 

・家の前で縄跳びを合計300回飛んだら1時間プレイ可能。

 

小2の運動レベルがどれくらいなのかちょっとわからないんですが、現在の彼の「縄跳びスキル」を申し上げると、連続で飛べるのはマックス50回程度のようです。それを6セットほどやって、合計300回を達成するとそれなりに疲労している様子が見てとれます。

宿題とどっちが楽なんだろう? と思っておりましたが日によって使い分けているようですね。

 

子供の主張

そんな毎日を送っていた小2男子から、先日こんな申し立てを受けました。内容としては

「最初の宿題(公文)1日分に限り、遊んで良い時間を1.5時間にして欲しい」

とのことです。

追加でもう1日分やった場合は1時間で良いとのことでしたので、僕には彼の意図は大体わかりました。「追加でもう1日分公文の宿題をやる」これが結構な負荷だったと見えます。ですので、最初の1日分でより長い時間を確保したかったのでしょう。

 

確かに、内容を見てると「え? こんな難しいことやってんの?」と思えなくもない計算問題に苦労しているようでした。

 

パパの受け止め方・ママの受け止め方

僕としては「まあ、いいんじゃない?」といった感想を持ちました。

今の状況が特殊ですのでってのもあるんですけど、それだけではなくて「昔のゲームと今のゲームでのボリュームがちがいすぎる」というのが、理由のほとんどです。

 

ファミコン初期世代の僕たちがやっていた、初代マリオやら、ドラクエ1,2あたりの1時間と今のゲームの1時間では、きっと意味が全然ちがうんだろうなあ、もう少し長くてもいいんじゃないかなあ、とは思っていました。

 

で、更に申し上げるとですね、こういう提案をしてくる息子に、少し嬉しかったのも本音です。親の言うことに渋々従ったりするだけじゃなくて、どこをどうして欲しいって言えるのも成長だと思ったりしたのです。

 

これに対して妻の意見は正反対でした。

ああ、もうすぐ調子に乗って!

こんな感じです。僕と違って、四六時中息子に接しているのは妻のほうですから、正確に息子のことを観察した上での意見なのかも知れません。

 

「1日2時間のゲームだってやりすぎなんだから、それ以上やるなんてとんでもない!」

 

さて、どうしたものか…

 

我が家の結論

夫婦で意見が分かれた際、どちらかの意見を採用するには注意が必要です。

この場合ですと、うっかり「いいぞ、じゃあ90分にしよう」なんて即答しちゃったりすると、息子からは感謝されそうですが、妻からは「自分だけいい顔しやがって」になりかねません。

 

「ちょっとママとパパでよく話あうから明日までに考えるよ」とひとまず先送りしました。

 

そして息子の就寝後、僕と妻での夫婦会談が開催です。

酒屋で手にいれた妻の好きなワインを用意し、ゲーム好きおじさんとしての僕の意見を冷静に、しかし情熱的に申し上げました。結論としては、渋々ではありますが、妻も了承してくれましたが条件を設定されました。

「この自粛期間だけの特例とする」

そうですね、条件付き承認です。

 

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無策で飛びこんでもまな板の鯉ですしねw ワインくらい必要です。

同じ子供の言葉でも母親と父親で、受けとめられるものが随分違います。

 

それは当たり前のことなのかも知れません。ただですね、「ほうほう、じゃどうしようか」というのを同じテーブルを囲んで、対話して決めるのきっと大事なことなんだろうなあ、と思ったりもしました。

 

今回、この会談に息子は参加しておりませんが、そもそもの発端は彼の言葉です。きちんと自分の思っていることを伝えられる環境、それを作っておくこともきっと親としてのミッションなのかも知れません。

 

というわけで、現在小2息子は起床するなり1日分の宿題を終え、まずは90分間のゲームをプレイしています。次は2時間を要求してきたりするんだろうかw